FUGURO - 株式会社 WATALIS
- WATALISは、箪笥に眠る古い着物地をリメイクし、再び世に送り出す「アップサイクル」に取り組むブランドです。
- 東日本大震災の被災地である宮城県亘理町で、地域の女性達が立ち上げました。亘理町の女性達が着物地の色や柄を
- 活かしながら、ひとつひとつ丁寧に手作りし、長い歴史の中で培われてきた日本の意匠の美しさに新たな命を吹き込
- んでいます。
- かつて亘理に暮らす人達は、贈り物をする時に古い着物の残布で仕立てておいた<袋>に入れて渡していました。
- たとえばそれは、お祝いやお返しとして用いた一升の米であったとか。「ふくろ」がなまって、ただ「ふぐろ」と
- 呼ばれていました。「FUGURO」は、その昔ながらの風習を再現しリメイクしたものです。大切なものを包み、
- 贈るゆかしい返礼文化、感謝の心を伝えています。
- ※写真提供 株式会社 WATALIS
- ※掲載承認 株式会社 WATALIS (http://watalis.co.jp/index.htmll)
彩地器 Tohoku - 株式会社 瀬戸屋
- 彩地器は、東北の伝統窯や職人技継承を目指し、作り手との協働で立ち上げたMade in 東北ブランドです。
- その第1弾である会盃シリーズが目指したのは、東北の地酒の美味しさが引き立つ盃。 蔵元や研究機関の
- 助言をもとに試行錯誤を重ね、香りがほど良く上品な東北の美酒にとても合う平盃ができました。
- 宮城県の六華窯で焼かれた「雄雪」は、雪華のような美しい結晶釉が特徴です。釜のなかで自然と生まれ
- る結晶に同じ模様は存在せず、それぞれに世界でただひとつの盃。硯で有名な雄勝石を釉薬に加え、黒い
- 石が焼成時に雪のような白に変わる神秘的な景色に魅せられます。
- ※写真提供 株式会社 瀬戸屋
- ※掲載承認 株式会社 瀬戸屋 ( http://www.setoya.co.jp/ 彩地器HP https://saijikitohoku.jp
)
大野木工 - おおのキャンパス
- 岩手県北部にある大野は、故・秋岡芳夫が、木工製作を中心とした新しいまちづくり「一人一芸の里」の実現を提唱
- した村です。1980年に始まった「一人一芸」運動は、現在では、道の駅をはじめ大野木工を製作する木工房や産業
- デザインセンターなど、18の施設からなる「おおのキャンパス」に発展し、地域の拠点として活動しています。
- 大野木工は、北上山地に育つ樹齢100年以上の木を素材にした自然の温もりを感じさせる木工品です。優しく安全な
- 保育給食器として全国に導入され有名になりました。使うほどに楽しく、暮らしを豊かにする食器。大野には、秋岡
- 芳夫が目指した、ものづくりの原点が今も生きています。
- ※写真提供 大野逸品.com
- ※掲載承認 大野産業デザインセンター 大野ふるさと公社 (http://www.ohnocampus.jp/)
仙台ガラスコレクション - 仙台ガラスプロジェクト
- 江戸後期に途絶え詳しい製法が伝わらなかった伝統のガラス製法を、仙台ガラスプロジェクトが現代に蘇らせま
- した。広瀬川の川砂を素材として作った仙台ガラスは、人工的な着色をしない天然の色で、濃く渋みのある透明
- 感のある褐色がかった緑色が特徴。仙台をおおう緑を映すような「杜色のガラス」です。
- 仙台ガラスコレクションは、木漏れ日の余韻と、生命のぬくもりと、清らかな水のきらめきを宿した、シンプル
- で機能的なガラスウェアです。
- ※支援: 宮城・仙台富県チャレンジ応援基金
- ※2013年 グッドデザイン賞受賞
- ※写真提供 仙台ガラスプロジェクト
- [掲載承認申請中] 申請先: 仙台ガラスプロジェクト (http://www.sendai-glass.jp/index.html)
AA STOOL デザイン: トラフ建築設計事務所
- 石巻工房
- 石巻工房は、東日本大震災による津波によって大きな被害を受けたエリアにおいて、当初は東京のデザイナーを
- 中心とした有志が補修道具や木製材料を工房となる場に集めて提供し、復旧・復興のために自由に使える公共的
- な施設としてスタートしました。デザインの力でDIYの可能性を拡げる「DIYメーカー」として、また地元の人々
- の自立運営する小さな産業として、地域を活性化する起爆剤になることを目指しています。
- AA STOOLは、カナディアンレッドシダーのデッキ材で作られたとてもシンプルなスツールです。横から見ると
- アルファベットのAに見えることからAA STOOLと名付けられました。重ね合わせたり、ばらしたり、その時々
- で使い方を楽しめるデザインになっています。
- ※写真提供 Yosuke Owashi
- ※掲載承認 石巻工房 (http://www.ishinomaki-lab.org/ )
-
- East Japan Project は、建築家である隈研吾氏を中心に発足した震災復興プロジェクトです。
- 1. サスティナブルでミニマルな「新しい生活」を送ることを可能にする製品を、 東日本の職人、デザイナー、販売
- 企業が連携して開発、販売。
- 2. 東日本地域における伝統工芸等産業に関する生産、製造、流通、商品サービスなどの情報収集・調査・研究。
- 3. 東日本の伝統工芸職人工房で伝統産業技術の習得を希望する者を経済的に支援。
- NARUCO Kokeshi Lightは、鳴子のこけし伝統工芸技術を活かした、こけし型のLEDライトです。ノスタルジック
- な伝統工芸を現代の生活空間にマッチするように、シンプルなデザインとなっています。傾けたり、地震で倒れたり
- すると、自動的に点灯する仕掛けになっているのが面白いです。
- ※2014年 ミラノサローネ出展
- ※写真提供 designshop
- ※掲載承認 designshop http://www.designshop-jp.com/
- [掲載承認申請中] 申請先: East Japan Project (http://www.e-j-p.org/)
-
Pocket PM2.5 Sensor - ヤグチ電子工業は、電子機器・音響機器の組立・アッセンブリ、基板実装、官能検査・信頼性試験などを事業内容
- とする石巻の企業です。これまで培ったアッセンブリ技術を活用して、ポケットガイガーKIT、ポケットPM2.5セン
- サー、小児弱視の治療機器など、社会性の高いユニークな自社製品を開発しています。
- ポケットPM2.5センサーは、スマートフォン接続型のPM2.5測定器です。従来の高額で大きな測定器ではなく、持
- っているスマートフォンを使って気軽に簡単に使用することができます。また、スマートフォンのアプリなので測定
- 結果をSNSで情報共有することも可能です。環境社会対応型の個人向け商品というコンセプトがとても未来的です。
- ※2016年 クラウドファンディングKickstarterで資金調達
- ※写真提供 ヤグチ電子工業 株式会社
- [掲載承認申請中] 申請先: ヤグチ電子工業 株式会社 ( https://www.yaguchidenshi.jp/)
Alpha デザイン: 橋本夕紀夫
- 秋田大館の曲げわっぱは、東北が誇る伝統工芸の一つです。天然秋田杉を薄くしたものを熱湯につけて柔らかくし、
- コロという道具で曲げ、重なる部分を仮止めして自然乾燥。乾燥後、接ぎ手部を接着し、綴じ穴を開けて桜皮で縫い
- とめます。
- Alphaは、曲げわっぱの特性を活かしたシンプルなフォルムのカップ&ソーサーです。真上から覗くとアルファ(α)の
- 形に見えるのが名前の由来です。工芸としての上品な素材感に加えて、食器としての自然の保温力にも優れています。
- ※Alphaは、秋田県大館で製造しておりましたが、現在は製造地を飛騨高山に変更しております。
- ※写真提供 GENERATE DESIGN
- ※掲載承認 有限会社 クロスエッジ YOnoBI http://www.yonobi-love-it.tokyo/
-
for my - イノアックグループは日本で初めてウレタンフォームの生産を開始した高分子化学のリーディングカンパニーです。
- 東北イノアックはその東北における中核企業として、ウレタン、ゴム、プラスティック、複合材をベースとした材
- 料開発により、自動車部品などの生産財から、身近な生活関連商品まで、様々な製品を世の中に提供しています。
- "for my"は、ウレタンをはじめとする素材メーカーの東北イノアックが、長年培ってきた技術とノウハウを駆使し、
- 東北に住む人々に向けて、本当に喜ばれる寝具を届けるために生まれたオリジナルブランドです、
- ※写真提供 株式会社 東北イノアック
- ※:掲載承認 株式会社 東北イノアック https://www.tohoku-inoac.co.jp/
KOBO ST-TABLE デザイン: 芦沢啓治 - 石巻工房
- 石巻工房は、東日本大震災による津波によって大きな被害を受けたエリアにおいて、当初は東京のデザイナーを
- 中心とした有志が補修道具や木製材料を工房となる場に集めて提供し、復旧・復興のために自由に使える公共的
- な施設としてスタートしました。デザインの力でDIYの可能性を拡げる「DIYメーカー」として、また地元の人々
- の自立運営する小さな産業として、地域を活性化する起爆剤になることを目指しています。
- KOBO ST-TABLEは、ダイニングを中心に、さまざまな場所や用途で使うことのできるテーブルです。積層合
- 板のテーブルトップに貼られたリノリウムは、サスティナブルな自然素材ならではの柔らかさを備え、ソフトな
- 肌触り特徴です。脚部には強度のあるスチールアングル材を使用しています。
- ※写真提供 Yosuke Owashi
- ※掲載承認 石巻工房 http://www.ishinomaki-lab.org/
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Lumileaf - 東北電子産業は、研究開発志向を基本に電子応用機器、光学機器、各種産業用計測システムの設計・開発・製造・
- 販売を行う仙台市の企業です。ホタルの光の1万分の1程度の光を高感度に捉える装置の独自開発により極微弱発
- 光測定分野における世界シェア80%を獲得しています。
- Lumileaf(ルミリーフ)は、保有技術である長年培ってきたレーザー技術を応用して、コンシューマ向けの自社
- 製品を開発したものです。自然の生きた葉へのダメージを最小限に抑える特殊なレーザーを用いて、花を贈るとき
- にメッセージや イラストを描いて伝えようというアイデアです。文字には蛍光試薬が埋め込まれており、付属の
- ブラックライトで鮮やかに光ります。 研究開発用機器を専門とする技術志向の企業が、コンシューマ商品に挑戦
- する面白い取組みです。
- ※写真提供 東北電子産業 株式会社
- ※掲載承認 東北電子産業 株式会社 http://www.tei-c.com/
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雄勝石プレート - 雄勝石は石巻市雄勝町で産出される2億5千万年前の黒色硬質粘板岩(玄昌石)です。雄勝硯は約600年の歴史があり、
- 全国有数の生産量を誇ります。雄勝町は東日本大震災による津波で壊滅的な被害を受けましたが、地域の人々による
- 伝統と文化を再生保存する復興プロジェクトが今も進んでいます。
- 雄勝石のプレートはシンプルでスタイリッシュな天然の食器です。玄昌石の艶のある黒と、ひとつとして同じ模様が
- ない独特 の割り肌が、刺身、肉、サラダ、どんな料理も引き立て、食卓に高級感を醸し出します。特殊な強い皮膜で
- コー ティ ングされているので、衛生的にも安心です。
- ※2013年 グッドデザイン賞受賞
- ※写真提供 雄勝硯生産販売協同組合
- [掲載承認申請中] 申請先: 雄勝硯生産販売協同組合 ( http://ogatsu-suzuri.jp/) 株式会社 ナナイロ (https://nanairo-inc.jp/)
雄勝の濡れ盃 開発指導: 堀切川一男
- 「こけしのしまぬき」は、明治25年に仙台で創業した、工芸品や雑貨を扱う老舗です。店名にあるこけしのほかに、
- 玉虫塗や仙台堆朱、仙台箪笥など、仙台をはじめ、東北を代表する工芸品を数多く取り扱っています。
- 雄勝の濡れ盃は、宮城県石巻市雄勝町で産出される雄勝石を加工した盃です。雄勝石は、機械加工の難しい難削材で
- すが、産学官連携の結果、最先端の超精密機械加工技術を駆使して、極上の冷酒用酒器が生まれました。酒に濡れた
- 雄勝石の漆黒の風情がたまりません。
- ※G7 JAPAN 2016 仙台財務大臣・中央銀行総裁会議(伊勢志摩サミット関係閣僚会合)レセプション出展品
- ※写真提供 株式会社 こけしのしまぬき
- ※掲載承認 株式会社 こけしのしまぬき http://www.shimanuki.co.jp/index.html
-
ダンボール製昆虫キット - 今野梱包は、特殊な強化ダンボールを使った梱包資材を製造販売する企業です。梱包資材以外にも、強化ダンボール
- を利用したユニークな商品の開発や、地域の活動を積極的に展開しています。ダンボールで作ったランボルギーニの
- 実物大模型"ダンボルギーニ"は、全国で今野梱包の名を一躍有名にしました。
- ダンボール製昆虫キットは、強化ダンボールをレーザーでカットした子供向けのクラフトキットです。地域イベント
- で販売されている人気のレア商品です。組み立てると体長約10cmほどの立派なカブトムシやクワガタになります。
- ダンボールなのに、裏返すとお腹のあたりが妙に本物っぽくて良いです。
- ※写真提供 K's factory
- [掲載承認申請中] 申請先: 今野梱包 株式会社 (http://www.k-konpo.co.jp/) K's factory (http://ksfactory.thebase.in/)
-
漆芸ガラスぐい吞み
デザイン: 華道家・ 假屋崎省吾
- 会津の漆器は津軽や輪島よりも古く、400年以上続く伝統産業です。会津漆器の良さは、輪島塗などの高級漆器と違い、
- 生活に寄り添った実用品として人々に広く親しまれてきたことにあります。新しい技術とデザインを取り込み、現代の
- 生活に適合させる工夫を積極的に行っています。会津漆芸ガラスは、そんなモダン漆器のひとつです。
- ※写真提供 株式会社 高橋商店
- [掲載承認申請中] 申請先: 株式会社 高橋商店 (http://aizu-urushi.com/)
-
マッチ箱マガジン - 仙台市には全国でも有数の印刷工業団地があります。各社それぞれが技術と設備とノウハウに特徴を持ち、相互に
- 補完しながら、企画、デザインから印刷、物流まで、一貫したワンストップサービスを提供しています。
- マッチ箱マガジン「温泉とこけし」は、仙台の印刷会社と仙台に縁のある5人のイラストレーターが作った小さな
- ガイドブックです。マッチ箱サイズの小さなパッケージの中に、温泉地や沿岸部、仙台のまちなどを紹介するミニ
- ガイドと、付箋やマスキングテープのおまけが入っています。仙台の印刷会社だからこそできる心暖かい商品企画
- に、思わずニコリとさせられます。
- ※写真提供 株式会社 佐々木印刷所
- [掲載承認申請中] 申請先: 株式会社 佐々木印刷所 (http://www.sasaki-print.com/) 株式会社ナナイロ (https://nanairo-inc.jp/)
-
経木メモ - クチバシカジカ工房は、南三陸町の仮設住宅自治会長をされていた渡部正行氏が立ち上げた工房です。東日本大震災
- による津波で南三陸町は甚大な被害を受けました。海水を被った杉の木が立ち枯れていくのを見て、何か作れないも
- のだろうかと考え、以来、木を薄く削った板(経木)の商品を、南三陸の復興商品として製造・販売して います。
- 経木メモは、薄い木(経木)を束ねて綴じたメモ帖です。メモを一枚捲るたびに漂う木の香りは、書く人の心を優しく
- します。一枚として同じ木目はありません。自然の木が醸し出す香りと、触り心地、書き心地、温もりのある文具と
- して、そっと傍に置いておきたい商品です。
- ※写真提供 南三陸町観光協会
- ※掲載承認 クチバシカジカ工房 https://kuchibashikajika.jimdo.com/
坊ちゃん石鹸 - 株式会社 畑惣商店
- 畑惣商店は、1942年に坊ちゃん石鹸を製造販売して以来、伝統の釜焚き製法により石鹸を作り続けている企業
- です。最上で最適な原材料を使い、不要な香料・安定剤・着色料添加物は一切含まないピュアで高品質の石鹸を
- 作り続けています。
- 坊ちゃん石鹸は、牛脂、ヤシ油を原料としてた純粋無添加の石鹸です。肌への刺激が少なく、みずみずしい使用
- 感が特徴です。赤ちゃんの肌にも安心して使え、皮膚科、産婦人科のお医者様からも推奨されています。拘りの
- ある地元の石鹸が、いつのまにか全国で評判をとるようになりました。
- ※写真提供 株式会社 東北協同事業開発
- ※掲載承認 株式会社 東北協同事業開発 古今東北 (http://cocon-tohoku.com/company/
- [掲載承認申請中] 申請先: 株式会社 畑惣商店 (http://www.botchan-sekken.jp/)
-
Kasanegasane デザイン: 橋本夕紀夫
- 秋田県角館には、江戸時代より伝わる伝統工芸が樺細工(桜皮細工)があります。"日本の樹である桜の皮を使った日本
- 固有のもので、樺細工の樺とは「ヤマザクラの樹皮」のことを指します。その深い色合い、光沢、滑らかさ、強靭さ、
- 防湿性、防乾性から長く生活道具を生み出してきました。
- 冨岡商店は、この伝統工芸に現代の空気をあてるべく、「art KABA」ブランドを立ち上げました。
- "Kasanegasaneは、樺細工と大館曲げわっぱという秋田県の2つの伝統工芸がコラボレートした製品です。桜皮と秋田
- 杉の2色構成によって美しいコントラストを生むと同時に、樺細工独特の表情を際立たせています。
- ※写真提供 有限会社 冨岡商店
- ※掲載承認 有限会社 冨岡商店 http://tomioka-shoten.co.jp/ 有限会社 クロスエッジ YOnoBI http://www.yonobi-love-it.tokyo/
- [掲載承認申請中] 申請先: 株式会社 ナナイロ (https://nanairo-inc.jp/)
-
KESENNUMA KNITTING - "気仙沼ニッティングは、気仙沼の女性たちが手づくりしたニットを企画・製造・販売する会社です。被災地である
- ことが忘れられても、しっかりと暮らしの糧を得られる会社になりたい。その経営の基盤を気仙沼につくっていこ
- うと考えています。"
- 震災で多くの人が仕事を失った気仙沼市の再生のため、御手洗瑞子氏が始めた新しい会社です。そのニット商品は、
- 品質の良さが全国で評判になり、 復興という言葉に頼らずとも品切れが続くほどの人気商品となりました。
- ※写真提供 株式会社 気仙沼ニッティング
- ※掲載承認 株式会社 気仙沼ニッティング www.knitting.co.jp/
BON - 津山木工芸品事業協同組合は、宮城県北東部に位置する津山町の地場資源である杉林の有効利用をを目的として、
- 「木工芸の里」づくり構想により設立されました。独自の矢羽集成材を開発し、技術的に困難とされていた杉の
- 木工芸品の製品化に成功しました。
- BONは、杉の集成材でブラウン、オレンジ、ナチュラルの3種類の塗装を施したコンパクトサイズの角盆です。
- 日本には、モノをそのまま差し出したり直接手渡しせずに、和紙や袱紗に挟んだり盆にのせて渡すという文化が
- あります。日本人の美意識や食へのこだわりを伝えたいという作り手の想いから生まれました。
- ※2014年 グッドデザイン賞受賞
- ※写真提供 もくもくハウス
- ※掲載承認 津山木工芸品事業協同組合もくもくハウス http://moku2.biz/
kinoKOMA - 岩沼精工は、プレス加工、機械加工、板金加工などを、試作段階から行う金属加工会社。ものづくりの楽しさをた
- くさんの方々に知ってほしいという想いで、創業以来約40年にわたり培ってきた技術を活かし様々なコマの製作に
- も取り組んでいます。中小企業が技術を注ぎ込んで作ったこまで戦う「全日本製造業コマ大戦」では、第3回 G1
- Japan Cup 2017全国大会において準優勝を果たしました。
- 「きのこま」は、プロの金属加工会社がつくった精密コマです。震災で失われた地元岩沼市沿岸部の松林を復活さ
- せたいという想いが、松林に群生していたアミタケを模したデザインに込められています。岩沼市沿岸部復興プロ
- ジェクト『千年希望の丘』賛同商品として作られました。真鍮を削り出した高精度の精密コマは、先端部にボール
- を入れることで軸と床の摩擦を軽減するなど、技術者が細部まで拘りつくした、プロがつくったプロのコマです。
- ※2015年 第2回新東北みやげコンテスト受賞
- ※写真提供 仙台市産業振興事業団
- ※掲載承認 株式会社 岩沼精工 http://www.iwanuma-seiko.jp/
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onagawa fish - 小さな復興プロジェクトは、震災後のものづくりを通した経済的自立支援という観点から始まりました。
- onagawa fishは、「いつか、ホントの魚が獲れるまで、魚が獲れないなら作ってしまえ」をコンセプトに、震災
- にあった漁業の町「女川町」のスタッフが手作業で作製している木製のキーホルダーです。
- 天然素材のウッディーな感触と"onagawa"の焼印がとてもお洒落で、丁寧に磨いて仕上げた、ひとつひとつに手作
- りの味わいがあります。思い出の木を送ればオーダー製作も受け付けてくれます。
- ※写真提供 株式会社 onagawa factory
- ※掲載承認 株式会社 onagawa factory 小さな復興プロジェクト https://ameblo.jp/small-rebuild-project/
Rolo Flower Vase デザイン: 松平敏之
- 東北の鋳造といえば南部鉄器が有名ですが、山形鋳物も東北を代表する鋳造鉄器です。南部鉄器が装飾的で凹凸模様
- に凝るのに比べれば、山形鋳物は「引き算の美学」。シンプルで使い込むほどに飽きのこない実用品です。その歴史
- も南部鉄器に負けず劣らず古く、約950年前の平安時代にまで遡ります。
- Rolo Flower Vaseは、山形鋳物でつくられたフラワーベースです。5段に分かれ、各段の組み合わせで、一輪挿し
- から苔球まで、様々にアレンジして楽しめます。剣山の変わりにキャンドルを設置すれば、各段に開いた穴から灯り
- が漏れるキャンドルスダンドにもなります。
- ※写真提供 GENERATE DESIGN
- ※掲載承認 有限会社 クロスエッジYOnoBI http://www.yonobi-love-it.tokyo/
Wood Case For iPhone "CAEDE" - バンザイ・ファクトリーは、東日本大震災の後に、髙橋和良氏が生まれ故郷の陸前高田に本社を移転し、地元の特産
- 品をブランディングして商品開発している工房です。元々、ITやプログラミングの技術で起業した経験を活かして
- 地元の伝統工芸とITを融合させたオンリーワンの木工製品を開発し、製造販売しています。
- Wood Case For iPhone "CAEDE"は、岩手県が産地であるイタヤカエデを使っています。その軽くしなやかな素
- 材は、 バイオリンのストラディバリウスにも使われた秀逸な樹種と同じです。一番の特徴は、ユニバーサルデザイ
- ン設計です。 実際の筋肉の動きを計測し、何千ものデータに裏付けられた形状は、普通の半分の力でiPhoneが持て
- るように握りやす い指のカーブを数値から導き出して、3次元のコンピューターで削られています。
- ※写真提供 バンザイ・ファクトリー
- ※掲載承認 バンザイ・ファクトリー http://www.sagar.jp/
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- 東北STANDARDは、東北のものづくりを軸として、東北に根付いた「暮らし方」を見つめる視点です。「伝統工
- 芸」、「美術」、「食」、「建築」、「音楽」をはじめとした、永い年月をかけて伝承されたものづくりの周辺を
- 記録します。そして対話・映像・書籍・ショップ・展覧会など、様々な媒体を用いて東北から世界に発信し、東北
- のものづくりの根底に流 れる美意識や精神を未来へとつなげていきます。
- 願い玉は、震災復興の願いを込めて会津張り子でつくられた起き上がり小法師です。コロコロと愛らしい起き上が
- り小法師のカタチの張り子に、様々な「思い」を込めた日本の伝統模様が描かれています。唐草模様は「四方八方
- に、途切れることなく」ずっと幸せが続く文様と言われています。
- ※写真提供 東北STANDARD
- [掲載承認申請中] 申請先: 株式会社 金入 KANEIRI (MUSEUM SHOP (http://www.kaneiri.co.jp/shop/)
- 坂手勇次 坂手 デザイン 東北 SAKATE DESIGN LAB DESIGN SAKATE